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Shopifyの評判を検証!初心者でも簡単に出来るECは本当か?

最終更新日: 2021年04月02日

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Shopifyは2004年にカナダで創業を開始し、2019年時点175か国で100万店舗が利用しているクラウド基盤のマルチチャネル コマースプラットフォームです。

日本に入って間もないですが、2019年に入って注目をされているマルチチャネル コマースプラットフォームとなっています。

今回は今注目のShopifyについて「いったい何が出来るのか?」「何がメリットなのか?」「どんな人におすすめなのか?」を調べてみました。

1、Shopifyとは

創業については先ほど書きましたが、Shopifyはいったいどういったサービスなのでしょうか?

①Shopifyはどんなサービス

Shopifyではウェブ、モバイル、ソーシャルメディア、マーケットプレイス、実店舗などの複数の販売チャネルを持つネットショップの作成が可能です。

更にカスタマイズ、在庫連携、売上 管理などを簡単に行うことができます。

そして、Shopify のプラットフォームには、ストアの運営者にとって強力なバックオフィス機能も備えられており、オンライン販売に必要なものすべてをShopify で一元管理ができるのが特徴です。

ちょっと難しく書いてしまったかもしれないのでまとめると「Shopifyでネットショップを作成できる」という事です。

「なんだそれなら今まででも、Amazonや楽天だってあったじゃないか」と思われるかもしれませんが、大きな違いはサイト作成スキルがなくても機能的でデザイン性の優れたECサイトが作成できることと、運用も簡単だという事です。

②Shopifyの評判は?

まだ日本でのサービスが始まって1年ほどですが、現在では日本語の公式サイトも出来、運営側のサポート体制もメールによる問い合わせは24時間365日受け付けているので安心です。

また、管理画面が以前は一部が英語表記だったため、サイト構築に若干知識が必要でしたが今ではだいぶ使いやすくなり、どんどん使いやすい環境が整ってきています。

何といっても管理画面がシンプルで、直感的に操作が可能なため、デザインの知識がなくても、サイトの作成と運用が十分に出来るという事で、使い勝手が良いという点が支持を受けています。

2、Shopifyで出来ること

とはいってもShopifyで何が出来るのかをもっとはっきりしたいですよね。

そこで、大きな特徴を3つご紹介したいと思います。

①綺麗なデザインのテーマが豊富だから素人でもすぐ作れます

Shopifyの特徴として綺麗なデザインのテーマが豊富にそろっていることが挙げられます。

Shopify公式テーマの有料・無料、Shopify公式テーマ以外のも全て合わせ2000以上あるので、きっとあなたが納得するテーマが見つかることでしょう。

もし、デザインから作成していたら、デザインを頼むだけでも料金がかかりますし、納品されるまでの時間もかかります。

そうしたことを考えると、すでにテーマが用意されていて、自分で選ぶことが出来ることは、商売を始めるために非常に有利に働きます。

また、テーマの数が多くあるので、店舗と親和性の高いデザインを選ぶことが出来ることも大きなメリットです。

シンプルなものからおしゃれなデザインまであなた自身が自由にサイトを構築することが可能です。

商品が良いものであってもECサイトのデザインが商品のイメージと親和性がなく、デザインがいまいちの場合、売り上げにも直結してしまいます。

ECサイト作成で初心者がやりがちなことですが、Shopifyなら2000以上のテーマとシンプルなものからおしゃれな洗練されたデザインがあるので、ECサイトを思った通りの出材に作ることが可能です。

②売り上げを上げるための仕組みがあります

ネットショップを作る際に、どのようなショッピングカートを利用するかを決める必要があります。

ショッピングカートには4つの種類があります。

・オープンソース型

ECサイトを構築するためのソースが公開されています。

なので、ECサイトを自由にカスタマイズしてサイトを構築することが出来るのがメリットです。

しかし、プログラミング言語など専門知識が必要で、バグなどで障害が起こった時は自己責任になってしまいます。

⑴レンタル型通販カートシステム

ECサイトを構築するためのシステムがネット上で提供された仕組みです。

ECサイト利用者は月額費用を払ってシステムやサーバーをレンタルし、ショップを開くやり方です。

⑵フルスクラッチ型

ECサイトをゼロから全てを構築していくのがフルスクラッチ型です。

全てを自由自在に作成することが可能です。

しかし、ページ作成、商品登録や在庫管理のシステム、サーバーの構築など、高度な知識が必要なことと、コストや導入までの期間に膨大な時間と量が必要となります。

⑶モール型

Amazonや楽天、ヤフーショッピングなどのすでに出来上がっているネットショップに出店するのがモール型です。

現実世界で言えば、大手百貨店や大手ショッピングモールなどにテナントで出店するのをイメージしてもらえばわかりやすいと思います。

信頼性と集客にメリットがありますが、コストが高いことや顧客の情報などが手元に入らないなどのデメリットもあります。

Shopifyは上記の中で、レンタル型通販カートシステムに該当し、コストの面でも優れているほか、レンタル型通販カートシステムの中でも、ネットショップを成功させる仕組みがそろっています。

③Shopifyで売れる理由3つ

ECサイトを成功させるには3つの原則があります。逆に失敗するにはそれが出来ないから失敗するのです。

誰だって「開業するからには必ず成功させたい」と思うことでしょう。それでは、どのような対策を打てば成功させることができるでしょうか。

⑴売れる理由1:戦略的に集客できます

ECサイトを開設する時に、誰でも考えるのが集客です。集客方法にはさまざまな方法がありますが、そのなかでも特に重要なものを紹介します。

・SEO対策

初心者の方が一番苦しむのがこれではないでしょうか?分からないので業者に丸投げという方もいますが、SEO対策は日々変化しますので、これが出来ないと集客が出来ません。

Shopifyでは対策可能なSEO対策が管理画面で簡単に出来るのも強みです。

主なSEO対策

  • Shopifyは各商品、コレクション、ページ、ブログ記事で細かくSEO設定が可能
  • SEOのためのアプリ「SEO Manager」「Plug in SEO」でSEO対策が出来ます
  • SEO対策のために「Googleアナリティクス」「Google Search Console」の設定をし、顧客データを分析することが出来ます

・構造化データの設定をして、SEOがより強化することが可能(若干専門性が必要なので後からでも大丈夫)

これらのことを参考にSEOを強化し、これまでよりもよりアクセスの集まるサイトを目指すことが出来ます。

・ウェブ広告戦略

ECサイトでよく使われるWeb広告は色々数が多いですが、以下がよく使われるWeb広告です。

・リスティング広告(Google広告、Yahoo広告)

広告の仕組みとしては、検索広告、ディスプレイ広告(GDN、YDN)があります。

Web広告といえばこれが一般的で、一番成果が出る可能性が高いWeb広告です。基本的にこの広告から始めるのがいいでしょう。

・SNS広告(Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告)

広告の仕組みとしては、オーディエンスターゲティング広告、リターゲティング広告となります。

実際のところ、リスティング広告に次いでよく使われる広告です。商材によってはリスティング広告よりも成果が良くなることも少なくないので併用することで集客がさらに効果的に出来ます。

これらの広告をShopifyで設定することで、顧客データを取ることが出来ますし、店舗の売り上げを伸ばすことが出来ます。

現在のECサイトで、ユーザー分析をすることは当たり前であり、そこから、ユーザーの動きを予測し、満足いくサイトを作ることは売り上げに直結していきます。

なので、こうした仕組みが一つのシステムの中に入っているという事は、管理する時にも、コストのことを考える時にも、重要なファクターとなってきます。

⑵売れる理由2:顧客目線の接客が出来ます

集客に成功したら、今度は購入率を高めるための対策が必要です。顧客がECサイトを訪問してから購入するまでの流れを考え、離脱させないためのポイントを押得なければなりません。

実店舗では、話しかけることや、おすすめをすることで顧客を離脱させない方法が取れますが、ECサイトでは、サイト内に訪れた顧客の目線に立って離脱をさせない方法をとらないといけません。

例えば、商品画像や説明文が自分のニーズに合っていないと感じれば顧客は簡単に離脱してしまいます。

また、ショップ情報も充実していないと初めて訪れたショップでの購入に顧客が不安を持って離脱してしまします。

この他にもレスポンスが遅かったり、決済方法の選択肢が少なかったりすることも購入者が、ショップで購入しやすく感じるうえで大事な要素です。

そこまでしてせっかくカゴに入れたまま離脱されることを「カゴ落ち」といいますが、Shopifyでは、カゴ落ちメールを自動送信したり、メールの内容をカスタマイズして送信したりすることを通常機能で行うことができます。

カゴ落ちしている顧客に絞ってメールを送信すると、通常のメルマガ配信と比較して高いコンバージョン率が期待できるので嬉しい機能です。

⑶売れる理由3:リピーターの獲得をする仕組みがある

ネットショップが軌道に乗って顧客が増えてきたら、リピーターを増やすための対策を考え始めるべきでしょう。

過去に自社ショップを利用した顧客と接触し、顧客が再来店するきっかけを作ることで売り上げを上げることが出来ます。

簡単なことですが「お礼メール」を送るというのは効果的です。

お礼に加えて「商品の使用感はどうですか」「トラブルはありませんか」といったフォローアップを行えば、リピーターになるきっかけになるかもしれません。

また、メルマガ、ダイレクトメール、ブログ、SNSを活用することで、顧客の生の声を拾ってマーケティングにつなげることが出来ます。

本来自社開発する場合には莫大な資金が必要なこのような仕組みも、アプリが解決してくれるも、ShopifyでECサイトを運営すると売り上げを上げることが出来る理由でしょう。

③コストが安く始められます

Shopifyは初期費用なしで月額課金制なので、無理することなくECサイトを開設することが出来ます。

また14日間無料体験もあるので、一度体験をしたうえで、自分に合っているか合っていないかも決めることが出来るので、リスクがありません。

決済の手数料も業界最低基準となっているので、長期に店舗運営を考えている場合、Shopifyを利用したほうがコスト面で有利です。

もし店舗で扱う商品が多くなり、サイトを大規模サイトにしたい場合でも、途中からプラン変更が可能なので、急成長したECサイトでよくある、規模拡大によるバグやレスポンスの遅れなどもありませんし、他ECサイトへの切り替えも不要です。

そして、アプリを活用することで、自社開発したら何百万もかかるシステムも無料で使える場合もありますし、はるかに安い金額で且つ月額で使用することが出来るほか、導入したその日から使えるので、コストとスピードを考えた場合、他社より有利なECサイト運営が出来ます。

3、Shopifyはどのような人におすすめ?

2つのプランがあるので、それぞれでおすすめの人を上げてみたいと思います。

①Shopifyは以下のような人におすすめです。

  • Shopify 
  • 初期費用を抑えたECサイトを作成したい人
  • これから自社ECサイトを作成する人
  • さまざまなカスタマイズを実施して独自の製品と整合性のあるECサイトを構築したい人

ShopifyPlus

  • 他のECカートを使っているが自社製品との整合性に物足りなさを感じている人
  • 強い負荷にも耐えられるサーバーを利用し、大規模サイトになってもECサイトを替えたくない人
  • 越境EC展開、他店舗運営など、より大規模なECサイトの運営を今後考えている人

今現在では、無料のECサイトが作れるプラットフォームも存在しますが、その代わり制限も多い、デザインなども満足の行くサイトを作成できない可能性もあります。

しかしShopifyを利用した場合、テーマの多さや拡張アプリが豊富で自由度が高いので、自社製品と整合性の高い、クオリティの高い本格的なサイトが作りやすい環境となっています。

実際にECサイトが立ち上げ、実際にストアを運営して利益をあげるには細かな設定をする必要があります。

これから運営時に直面することであろう問題や疑問もあると思いますが、その時は気になるものからチェックしてみてください。

きっとShopifyなら満足の行く答えを出してくれると思います。

まずは無料体験をして操作性の自由度を体感してみてください。