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人気のAI5つ、社内用は事務ソフトで選び、サイトはどのAIにも開けておく

「人気のAI 5つ」を、御社が選ぶ「使うAI」と、御社のお客様が選ぶ「来るAI」に分けたイラスト

「〜と、AIが言っています」

9月、運用をお手伝いしている会社から届いたメッセージに、こんな一文がありました。別の日には、Google の AIモードの答えを転送して、「ご意見願います」と添えてきた方もいます。私たちに相談する前に、まずAIに聞いてみる。そういう順番の相談が、少しずつ混ざるようになりました。

そして検索窓には、「人気のAI」「どれを使えばいい」という言葉が並びます。

AIの活用を広める側としては、ここで「人気1位の ChatGPT にしておけば間違いありません」と答えるのが楽です。でも、それを言うと少し嘘になります。私たちの社内では、ChatGPT は主役ではないからです。開発も点検も問い合わせ返信の下書きも別のAIで、ChatGPT が受け持っているのは画像くらい。声はもっとはっきりしていて、9月29日の朝、代表が2つのAIの声を聞き比べて「完全にジェミニが良い。圧勝してる」。その夜の22時55分には、自社の学習アプリの音声3,314本を Gemini の声に入れ替えて配信していました。

それなのに、お客様には「まず ChatGPT に読まれる準備をしましょう」と勧めています。言っていることと、やっていることが違う。そう思われても仕方ありません。

理由は、お預かりしているサイト1件のアクセス記録にあります。人の代わりにAIがページを読みに来る「代理訪問」のうち、ページがきちんと表示できた854件の97.7%が ChatGPT でした。社内で選ぶAIと、サイトに来るAIは、まったく別の話だったのです。

私たちは、この2つを分けて考えています。

  • 使うAI:社内の仕事をさせるために、御社が選ぶAI
  • 来るAI:御社のお客様が使っていて、お客様の代わりにサイトを読みに来るAI

先に答えを書いておきます。使うAIは、いま社内で使っている事務ソフトで選んでください。Microsoft 365 なら Copilot、Google Workspace なら Gemini です。AIの分は1人月3,000円前後で、20人全員分でも月6万円ほど(Workspace は Business Standard 以上なら Gemini が最初から入っています)。来るAIのほうは、お客様が選びます。御社にできるのは、どのAIが来ても読めるように、サイトを開けておくことです。

図1: 「人気のAI」に混ざっている2種類の人気。使うAI(御社が選ぶ/事務ソフトと仕事で選ぶ)と来るAI(御社のお客様が選ぶ/サイトを開けて待つ)

ここから先は、人気の5つ(ChatGPT・Gemini・Claude・Copilot・Perplexity)を、私たちが社内で使ってみたことと、サイトの記録に出てきたことの両方から書いていきます。使っていないAIについては、使っていないと書きます。

ChatGPT のシェアは55.5%か、36.2%か

この記事を書くにあたって、「一番利用されているAI」のランキングを何本も読み比べ、首をかしげました。1位はどれも ChatGPT なのに、数字がそろわないのです。

調査ChatGPTGeminiClaudeCopilot
世界のウェブ訪問(Similarweb・2026年8月)55.5%25.6%9.3%1.6%
世界のアプリとウェブ(Sensor Tower・2026年5月末)46.4%27.7%10.3%−
日本の利用者2,024人(ICT総研・2026年2月発表)36.2%25.0%4.3%13.3%
日本で業務に生成AIを使う1,365人・複数回答(BOXIL・2025年12月)64.8%42.4%12.5%50.5%

どれかが嘘をついているわけではありません。測っているものが違うのです。ウェブの訪問だけを対象にした調査には、スマホのアプリで使った分が入りません。開きが最も大きいのは Copilot で、ウェブ訪問では1.6%なのに、日本で業務に生成AIを使う人の調査では ChatGPT に次ぐ50.5%。Word や Excel、Outlook の画面の中で動くので、わざわざ Copilot のサイトを訪ねる人が少ないのです。なお、Sensor Tower の数字は SBBIT などの報道によります。

図2: 同じ1位でも測り方で数字が変わる。ChatGPT は55.5%(ウェブ)・46.4%(アプリ込み)・36.2%(日本の調査)、Copilot は1.6%(ウェブ)と50.5%(日本で業務に使う人)

とはいえ、「迷ったら1位」は間違っていません。ここは認めておきます。ウェブ訪問のシェアは1年前の73.3%から下がったものの、3か月前の52.7%からは持ち直しました。OpenAI は9月29日の開発者向けイベントで、週12億人が使っていると発表しています。日本でも、生成AIを使ったことがある20歳以上は52.2%と、前回の26.7%の約2倍です(総務省 令和8年版情報通信白書)。これだけ使われているAIを最初の1つに選んで、責められることはまずありません。

ただ、この数字が描いているのは、世の中の人がどのAIを使っているかの地図です。来るAIの地図としては正確ですが、御社の経理の机や営業の机にどのAIを置くかは、この地図には載っていません。

モーターを入れたのに、工場は速くならなかった

19世紀の終わり、アメリカの工場に電気モーターが入り始めたころの話です。経済史家のポール・デイヴィッドが「電動機の逆説」として論じました。

当時の工場は、1台の大きな蒸気機関から、天井を走る長い軸とベルトで全部の機械を回していました。そこに電気がやって来ます。工場主たちは、蒸気機関の代わりにモーターを据えました。けれど、天井の軸とベルトはそのまま。機械の並びも建物も、手つかず。生産性はほとんど伸びませんでした。

伸び始めたのは、機械1台ごとに小さなモーターを付けるようになってからです。軸から自由になった工場は、機械を作業の順に並べ替え、建物まで平屋に建て替えました。生産性の伸びが統計にはっきり出たのは、最初の発電所が開いてから40年ほど後のこと。新しい動力を入れることより、それに合わせて仕事の並びを変えることのほうに、ずっと長い時間がかかったわけです。

人気1位のAIを1つ契約して全員に配るのは、モーターは入れたのに軸を残した工場に近い、と私たちは考えています。冒頭の声の入れ替えが1日で終わったのも、声の仕事に専用のAIを置いていたからです。開発や画像のAIには手を触れず、声のところだけを差し替えられました。

もう1つ、数字を出しておきます。自動の仕事用に置いている社内の1台では、AIを呼んだ回数の7割が、問題の点検や返信の下書きのような、人がチャット画面に打ち込まない仕事です。チャット画面でAIと話す姿だけを思い浮かべていると、AIの使い道の大半を見落とします。

図3: モーター1台で天井の軸を回す工場と、機械ごとにモーターを付けた工場。人気1位を全員に配るやり方と、仕事ごとに合うAIを置くやり方の対比

どの仕事にAIを置くかは、AI活用は「月10回以上ある仕事」を数えるところからの手順で洗い出せます。

ChatGPT は社内では画像係。なのに、サイトには最大のお客さん

白状すると、社内での ChatGPT は画像係です。有料契約に付いている画像づくりの機能で、9月から10月9日までに5,846枚を作りました。9月7日には、使った分だけ払う契約で教材のイラストを作っている途中に残高が切れ、生成が途切れたこともあります(その日のうちに入金して再開)。9月30日からは、「画像に、使った分だけ払う契約は使わない」が社内の方針になりました。

ところが、冒頭でふれたサイトのアクセス記録を開くと、景色ががらりと変わります。8月17日から10月9日昼までに来たAIのアクセスは16,427件。件数だけなら Meta の2,993件が最多で、OpenAI の2,939件が続き、Microsoft・Apple・Anthropic もそれぞれ2,000件前後来ています。ただ、その大半は学習や検索の索引づくりのための巡回で、誰かの質問を受けて読みに来たものではありません。

誰かの代わりに読みに来た代理訪問のうち、ページまで表示できたのは854件。そのうち834件が ChatGPT でした。ChatGPT の代理訪問は、8月の1日6.5件から、9月は19.4件。ひと月でほぼ3倍です。社内では画像係のAIが、サイトの側では、誰よりも多く扉を叩いている。

図4: 運用しているサイト1件に来たAIのアクセス16,427件の会社別内訳(2026年8月17日〜10月9日)と、代理訪問で正常に読み込めた854件のうち ChatGPT が834件(97.7%)

だから私たちは、事務ソフトが何であっても、サイトが ChatGPT の検索や代理訪問を断る設定になっていないかを先に見ます。ブロックしてよい巡回と、受け入れたい巡回の分け方は、AIクローラーをブロックすべきかで整理しました。

使うAIとしての ChatGPT Business は、事務ソフトがまだ定まっていない会社や、文章も画像も1つの契約にまとめたい会社に向いています。

Gemini と、「夫」を「おっと!」と読んだ声

学習アプリの単語に音声を付けていた9月5日のことです。OpenAI の声が、「夫(おっと)」を、驚いたときの「おっと!」の調子で読みました。日本語を学ぶ人が、この読み方で覚えてしまったら困ります。単語の声は、Microsoft の Azure の声に切り替えました。

そして9月29日の朝です。読み違えやすい単語20個と例文5つを、OpenAI と Gemini の声で読ませました。代表の判定は、冒頭のとおり「圧勝」。単語1,507本・例文1,507本・文づくり300本、計3,314本を Gemini の声で作り直すことにしました。厄介だったのは、Gemini の声が1日100回までしか作れないことです。1本ずつ作れば30日かかる。そこで1回に60〜120語をまとめて読ませ、60回ほどに収めました。

もっとも、Gemini が何にでも勝つわけではありません。学習アプリのキャラクターの声は、13日で2回作り替えました。9月30日にアクセントの不満から Gemini の声にしたものの、主要なセリフ119本のうち44本を作ったところで1日の上限を使い切っています。いまも Gemini の声で配信していますが、10月3日からは別の会社の声を試作中です。単語では圧勝でも、キャラクターの声では、まだ答えが出ていません。

世の中での Gemini は、ウェブ訪問で25.6%の2位、アプリの月間利用者は9.5億人です(7月の決算時点。8月には10億人を超えたと Google の CEO が投稿)。

一方、来るAIとしての Gemini は、正体がつかめません。Gemini アプリ専用の名札がないので、アクセス記録にある Google 名義の1,703件のうち、どれが Gemini の代わりの読み込みなのか見分けられないのです。見えないからといって、来ていないとは言えない。記録を見る側としては、ここがもどかしいところです。

Gmail や Google ドライブで仕事をしている会社なら、使うAIは Gemini から始めるのが自然です。Workspace の契約なら、入力した内容は組織の許可がなければ学習に使われず、人が読むこともないと Google は説明しています。資料をまとめて読ませるなら、7月に NotebookLM から改名した Gemini Notebook も同じ系列です。

Claude:★1の口コミに、返信案が出てこなかった日

9月26日、「★1の口コミに返信案が作れない」という報告が届きました。口コミへの返信案を作る仕組みが、知らないうちに止まっていたのです。★1の口コミこそ、早く、丁寧に返したいもの。よりによって、そこが動いていませんでした。

原因を追うと、使っていた Claude の版が提供終了になり、エラーが表に出ないまま握りつぶされていました。AIの版は、辞めるときに挨拶をしてくれません。版を新しくし、失敗したときは下書きに保存しない作りに改めました。

社内の仕事の多くは、この Claude が担っています。開発、点検、問い合わせ返信の下書き。調べものや校正も、専用のサービスを契約せず Claude の中で済ませています。受け持ちが多いぶん、つまずきもよく目に入ります。

  • 学習アプリの全1,081問をAIに点検させると、誤りの候補は14件。別のAIとウェブ検索で裏を取ったら、7件はAIの読み違いで、手を入れる価値があったのは4件でした。過去に直した誤りを5件混ぜた回では、1件を拾えませんでした。上位の版でも同じでした
  • 10月9日には、LINE の返信下書きで、軽量の版が「3+3は」という文に「6+6=12です」と返しました。計算は合っています。聞かれたことに答えていないだけです。同じ文を15回試すと、標準の版は15回とも正しく、返事まで1.6秒。軽量の版は1.2秒でした。0.4秒のために取り違えを抱える理由はないので、標準の版にしています。しかも調べてみると、待ち時間の大半はAIではなく、届いたメッセージを拾うまでの平均23秒でした。速さを求めて軽い版にしたのに、遅さの正体は別のところにあったわけです

サイトに来る側の Claude には、別の顔があります。Anthropic 名義の1,970件は、大半が学習用の巡回(1,644件)。Claude の代理訪問を名乗る180件のうち154件は、存在しないページへのアクセスでした。中身は設定ファイルや秘密鍵を探すもので、なりすましが疑われます。ChatGPT の名札でも、存在しないページへのアクセスが132件ありました。AIの名札は自己申告です。名札だけで、迎え入れてよい相手かどうかは分かりません。

使うAIとしての Claude は、長い契約書や手順書の点検、決まった作業の自動化を考えている会社なら候補になります。ただし点検の結果は「誤りの候補の一覧」として受け取り、最後は人が確認する前提で。AIに進めさせてよい範囲と、人に戻す条件の引き方は、問い合わせ対応をAIに頼む前の線引きと同じ考え方です。

Copilot:使っていないAIは、使っていないと書く

社内では Copilot を使っていません。触ってもいないAIを、使い込んだような顔で語るのはやめておきます。

外せない理由は、お客様の側にいるからです。運用をお手伝いしている会社からのメッセージに、Copilot の回答が丸ごと引用されていたことがあります。Microsoft は7月の決算発表で、法人向け Copilot の有料席が3,000万に達したと明かしました。ウェブ訪問のシェアが1.6%しかないのは、先の表で見たとおり、事務ソフトの画面の中で使われているからです。

来るAIとしての Copilot は、Bing を経由します。ウェブの情報を答えに使うとき、Copilot は Bing の検索を土台にすると Microsoft は説明しています。記録では Microsoft 名義のアクセスが2,020件。Bing に正しく読まれていることが、Copilot への備えにもなります。

Outlook と Excel で毎日仕事をしている会社なら、使うAIは Copilot から入るのが筋です。法人向けの Copilot Business は、Microsoft 365 の契約に1人単位で追加できます。

Perplexity:代理訪問は54日で1件。それでも索引には来ている

ウェブ訪問で0.9%、日本の利用者アンケートで4.0%、業務で生成AIを使う人の調査で7.9%。5つの中では最も小さな数字です。出典のリンクつきで答える、検索に近いAIで、社内では使っていません。

記録を見ても、数字は小さいままです。Perplexity 名義の594件のうち471件は検索の索引づくりの巡回で、54日のうち20日に記録がありました。代理訪問の名札で来た123件のうち111件は存在しないページへの探索で、ページまで表示できた代理訪問は、54日で1件です。

たった1件。でも、索引に入ってさえいれば、御社のお客様が Perplexity に何かを尋ねたとき、答えの出典として示される候補には入れます。数が小さいことは、扉を閉める理由にはなりません。

使う側としては、調べものの多い人が1人分の契約で様子を見る程度で足ります。

もし私たちが、20人の会社のAI係なら

2026年10月9日時点、各社の公式ページ(日本向けの表示)で、20人分にした月額です。

いまの事務ソフトとAI20人で月額(1人あたり)入力したデータの学習
Microsoft 365+Copilot Business62,960円(3,148円・年契約・税別)使われない
Google Workspace Business Standard(Gemini 込み)32,000円(1,600円・年間プラン・税別。メールやドライブを含む料金)組織の許可がなければ使われない
ChatGPT Business61,000円(3,050円・年契約・2人以上。税の表記なし)初期設定で使われない
Claude Team(Standard)440ドル(22ドル・年払い・税込み)使われない

Copilot Business は、Microsoft 365 本体の料金が別にかかります。すでに Microsoft 365 を契約している会社が12月31日までに年契約で申し込むと、初年度は1人2,698円です。月払いにすると ChatGPT Business は3,850円、Claude Team は27.50ドルで、ドル建ての Claude は為替で円の額が動きます。AIの分だけで見れば、どれも1人月3,000円前後です。

図5: 20人の会社の月額(2026年10月9日時点・年契約)。Copilot Business 62,960円(税別)、ChatGPT Business 61,000円、Claude Team 440ドル(税込み)、Workspace Business Standard 32,000円(Gemini とメールなど込み・税別)

この表を見ると、つい「全員に同じものを」と考えたくなります。ここで、あの工場を思い出してください。もし私たちが20人の会社のAI係なら、全員に同じAIは用意しません。持ち場ごとに割り当てます。

  • Microsoft 365 の会社:毎日メールと表計算を使う12人に Copilot Business(37,776円)、チラシや画像を作る2人に ChatGPT Business(6,100円)。合計で月43,876円。全員に Copilot を入れるより、2万円ほど安くなります
  • Google Workspace の会社:Business Standard 以上なら、Gemini は最初から入っています(Starter は Gmail など一部の中だけ)。追加は画像を作る2人の ChatGPT Business、月6,100円です

残りの人には、まず「使ってよいAI」を名前で伝えておく。それが次の話です。

社長が先に定めておく3つ

社内で許可されたAIとは別に、個人のAIを使っている同僚がいる。ばれるのか、と心配する相談が、4月の Yahoo!知恵袋にありました。20人の会社なら、似たことはもう起きていると考えたほうが自然です。総務省の白書によると、従業員10人以上の中小企業で、生成AIを活用する方針がある会社は58.1%(積極的に活用20.4%、領域を限って利用37.7%)。4割ほどは、まだ方針を持っていません。

  • 使ってよいAIを名前で書く。「AIは使ってよい」だけでは、個人の無料版を使うのを防げません。「Copilot と ChatGPT Business は使ってよい」のように、名前で書きます
  • 法人プランにするか、個人アカウントのまま使わせるか。 個人アカウントとは、無料版と個人向けの有料版のことです。法人プランは初期設定で学習に使われません。個人アカウントのままなら、下の表の設定をオフにしてもらいます
  • 入れてはいけない情報を、例で示す。 お客様の名前と連絡先、見積もりや契約の金額、社員の個人情報、パスワード。「機密情報」の一語だと、どこまでが含まれるかの受け取り方が人によって違います
AI(個人アカウント)学習に使わせない設定補足
ChatGPT「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ一時チャットは学習に使われず、保存は最長30日
Claude「AIモデルの改善を支援する」をオフ許可すると保存5年、許可しなければ30日
Gemini「アクティビティの保存」をオフオンだと学習に使われ、人が読むことがある。人が読んだチャットは最長3年保存

来るAIは、もうお客様の手の中にある

冒頭の「〜と、AIが言っています」に戻ります。9月8日から10月9日までに届いたメッセージ263通のうち、AIが出てきたのは7通でした。ChatGPT との相談内容の添付、Copilot の回答の引用、AIで作った画像、そして AIモードの答えの転送。どのAIに聞くかは、人によってばらばらでした。

御社のお客様も同じです。ある人は ChatGPT に聞き、ある人は Copilot に聞く。その答えのもとになるページを探しに、AIがサイトへ読みに来ます。どのAIが来るかを、御社が選ぶことはできません。

AI検索での引用状況を追う有料ツールは、月5万円ほど(税別)からあります。私たちは契約していません。代わりに9月30日から、ChatGPT と Gemini に同じ10問を週1回聞いて答えを画面で記録し、サイトに実際に来た記録と照らし合わせています。地味な作業ですが、どのAIにどのページが読まれていそうか、見当をつける材料にはなります。代理訪問という仕組みそのものは、AIの代理訪問の記事で紹介しました。

今週できることは2つです。「使ってよいAIは○○と○○」と名前で書いた1行を、社内で共有すること。そして、サイトがAIの巡回をブロックしていないかを、制作会社かWeb担当の方に一度聞いてみることです。

社内のAIは、御社が選んでください。サイトに来るAIは、お客様が選びます。

自社のサイトにどのAIが来ているか知りたい場合は、アクセス記録の取り方からご相談ください。

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